Summary of "Estimating Conversion Rate in Display Advertising from Past Performance Data"
ワールドカップが始まりました!ね!
前回の南アフリカ大会からもう4年経ったのか...
今日の「スペイン vs オランダ」を見るまでは寝れないと、日頃読んでいる論文の内の一つをまとめてみました。
最近、ビジネス面では、RTB広告における"bid-price"の推定モデルに関してのお勉強をしているのですが、その関連領域における著名な論文です。
この"Estimating Conversion Rate in Display Advertising from Past Performance Data"は、RTB広告において、入札をする立場であるDSP側の最適化課題に関して記されています。
手法としては、ロジスティック回帰分析とクラスタリングを併用して、スパース性の高いデータに対応した、CVRの推定モデルを提案しています。
研究で扱っているような静的なデータではなく、ログデータのような動的なデータでは欠損値も多く、
また、CVRのような非常に確率の低い現象は、そのスパース性からモデリングすることは非常に難しいとされています。
より詳しい内容やモデルに関しては、後日書き記したいと思いますが、
とりあえず、スライドを掲載します。
最近、更新していなかったので、1回分稼ぐ。笑
特に、"missing data"の補正方法に関しては、その他の論文も読み進めて、実務に応用出来るようにしたいと思います。